カリフォルニア・レーズン協会 一般消費者向けページ

■2020年01月27日■

「第14回パン祖のパン祭-全国高校生パンコンテスト」
全国から集まったパンづくり名人高校生の祭典


「第14回 パン祖のパン祭」が2020年1月18日(土)・19日(日)、韮山文化センター(静岡県伊豆の国市)で開催されました。
このパン祭は、伊豆藩士 江川太郎左衛門が日本で初めてパン作りを行ったことを記念し伊豆の国市観光協会が主催しているイベントで、歴史と食に関わるユニークな活動で地域文化の発展に貢献したとして、2016年にサントリー文化財団の第38回サントリー地域文化賞を受賞しました。
イベント会場では、高校生による巨大パンオブジェの展示、パン作り体験、静岡県内のベーカリーをはじめとした全国有名店からのパン販売などが行われました。また、カリフォルニア・レーズンのマスコット「ズンちゃん」も登場し、レーズンの小袋やリーフレットを配布して来場者にアピールしました。

第1回目からパン祭のメインイベントの一つとして開催されている「全国高校生パンコンテスト」は、「地産地消部門」、「伊豆の国産全粒小麦部門」、「伊豆ニューミニトマト小麦部門」に加え、今年も「カリフォルニア・レーズン作品部門」を設け作品を募集しました。4部門には、北は青森県、南は宮崎県まで、全国435作品の応募がありました。1月18日と19日の最終審査では、書類審査で選ばれた24名のパンづくり名人の高校生が実技・試食審査、そして生徒自身のパンに込めた熱い思いを発表するプレゼンテーションで競い合いました。

カリフォルニア・レーズン作品部門は、57作品の応募から8名のファイナリストが選ばれ、その結果、髙橋璃々香さん(愛媛県立伊予農業高等学校)が、『伊予の華』で「カリフォルニア・レーズンJr.大賞」を受賞しました。作品は、愛媛の名産品である伊予柑とフィリングに使用したカリフォルニア・レーズン、そしてクルミとクリームチーズが絶妙なハーモニーで合わさった一品です。

コンテストの最優秀賞である「パン祖のパン祭大賞」には、「地産地消部門」へ応募した、南川直輝さん(石川県立翠星高等学校)の『白山の日の出 ~そば香松任梨のデニッシュ~』が輝きました。その他、カリフォルニア・レーズン部門からは、大野稀代さん(東京都立農産高等学校)の『ハムとクリームチーズのレーズンパン』が審査員特別賞、竹村理来さん(奈良県立磯城野高等学校)の『ぜいたく日曜日のmorning bread』が伊豆の国市観光協会長賞にそれぞれ選ばれました。

カリフォルニア・レーズンJr.大賞を受賞した髙橋さんには、協会がプロを対象として開催する「第28回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」最終実技審査への招待が副賞として贈られました。


(左)「カリフォルニア・レーズンJr.大賞」を受賞した髙橋璃々香さんのプレゼンテーション
(右)髙橋さんの受賞作品『伊予の華』


受賞を喜ぶ髙橋さん(中央)
プレゼンターを務めたカリフォルニア・レーズン協会 ズンちゃん(左)とマクニール駐日代表(右)


コンテスト入賞者・ファイナリスト・審査員